タイリクバラタナゴ
コイ科(タナゴ亜科) 川の中・下流域や湖・池沼にすむ移入種。側線は不完全で、多くても前方の7鱗にしかない。口ひげはない。成魚の肩部背面は盛りあがる。ふつう雄の腹鰭の前線には真珠光沢の白線があるが、ほとんどみえないものもある。産卵期は4~9月で、ドブガイやイシガイなどの鯉腔内に卵を産みつける。卵は貝の中で受精し、20~30日間、鰓腔内にとどまり、体長7mmに育ってから貝を出る。貝の中で平均30%が死亡する。流れがない泥底域を好み、珪藻などの付着藻類を主食とする。全長8cmになる。
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