スイゲンゼニタナゴ
コイ科(タナゴ亜科) 川の中・下流域の細流および灌漑用水路にすむ。
体高がやや低く、側線は不完全で、口ひげはない。体側の縦条がわずかに太く始まり、透明感が強く弱々しくみえる。雄の婚姻色もやや淡い。雌の産卵管は伸長時でも尾鰭に達しない。稚魚と幼魚は背鰭に累斑をもつ。産卵期は4~6月で、マツカサガイなどに産卵する。ゆるやかな流れのある砂泥域を好むが、かなり流れのある所や止水域にも入る。水生昆虫・エスリカ幼虫・イトミミズなどの底生動物を食う。全長3~5cmになる。
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