タモロコ
コイ科(ヒガイ亜科) 河川のよどみや湖沼に普通にみられる。体はやや太く、背・腹面が円味をおびてずんぐりとした感じを与える。吻も円味をおび、1対のひげは眼径にほぼ等しい。側線にそって数条の黒線が縦走するが、側線鱗上の黒線が最も明瞭である。尾柄は高い。産卵期は4~7月で、砂底に産着させるほか、表面付近の根や水草に産みつける。婚姻色は不明瞭。川の沿岸の水のゆるやかな所や内湖などの水草内を好み、雑食性。全長7~8cmになる。
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