シマドジョウ
ドジョウ科 河川上流域下部から下流域までと、湖の沿岸域にすむ。体側中央に8~16個の暗褐色の斑紋が並ぶ。雄成魚の胸びれには円形の基部とくちばし状の頂部からなる骨質盤をもつ。染色体は地域による倍数現象がある。産卵期は4月下旬~6月で、小川に入って砂轢底に生える水生植物の根や茎に卵をばらばらに産着させる。砂底ないし砂泥底を好み、砂と一緒に底生藻類や小型水生昆虫などを吸い込んで食べる。全長は10~13cmであるが、稀に15cmに達する。
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