ニッポンバラタナゴ
コイ科(タナゴ亜科) タイリクバラタナゴに酷似するが、測線有孔鱗と腹鰭前縁の白線がない点で区別できる。またやや小形で、オスの婚姻色は朱色が強く腹ビレが全体に黒くなる。水草の多いゆるやかな流れの用水路やため池などに生息。元来は亜種の差であったが、1960年に移入されたタイリクバラタナゴとの交雑が起こる。また宅地開発などで生息場所と二枚貝がいなくなったため、種族の維持がむずかしくなり保護を要する。産卵期は5~6月。全長は5cmまで。
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