モクズガニ
エビ目イワガニ科 モクズガニは淡水産甲殻類中で最も大型(甲幅3.5~9cm)になる。はさみや足に長い毛が密生し、暗褐色で泥と同じ色のため水中では動かないと見つけづらい。夜行性。親カニは成熟すると川を下り河口から沿岸付近の汽水域で産卵。卵は雌が抱え、春になると再び河口に集まり幼生を放つ。遡上は甲幅3~5cmぐらいになるまで繰り返され、河川の中流から上流で成長し、7~9月に成体脱皮を行い親カニ(成体)になる。有名な上海ガニとはごく近縁。
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