ヘラブナ(ゲンゴロウブナ)
コイ目コイ科コイ亜科フナ属 ヘラブナ(箆鮒)はゲンゴロウブナを品種改良した飼育種。ゲンゴロウブナは雑食性だが、ヘラブナは基本的に植物性プランクトンしか食べない。大阪(河内)で盛んに養殖され(「カワチブナ」呼称の由来)、主に淀川水系へ放流された。
現在でこそ放流によって全国の河川や池沼、湖に定着しているが、本来は琵琶湖の固有種である。ギンブナなど他のフナ類と比較して体高が高く、真横から見ると菱形の体型をしている。また眼も若干下方についている。
成長が早く生後3年で体長が30㎝ほどになり、大きなものでは60㎝以上にもなる。
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