イチモンジタナゴ
コイ目コイ科タナゴ亜科 タナゴの仲間では最も細長い体型をしている。名前は体側の美しい縦帯に由来するが、良く見ると、明瞭な青緑色の縦帯の上にすみれ色帯や角度によって色調の変る緑色の帯がある。オスの婚姻色では、全身の赤みが増し、尻ひれの縁は白色から桃色に変り、各ひれも薄く赤くなる。メスは産卵管を伸長させるが、この長さはタナゴ類中最長である。
河川改修などによる環境変化に伴う生息地の破壊、ブラックバス等の捕食やタイリクバラタナゴとの競合、観賞魚用としての乱獲により生息地、個体数が激減している。
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