アジメドジョウ | |||
条鰭綱コイ目ドジョウ科アジメドジョウ属 | 日本固有種である。他にゴマドジョウの名もある。
全長は約10cm。他のドジョウと比べ体形は細い。シマドジョウに似ているが、目を通る線状の模様がないことで見分けられる。体側中央から背面にかけて暗色の虫食い状の斑紋が入る。生息地域や個体によって変異が多い。雲状や点列になることもある。腹側は白色である。 底質が礫の河川の上、中流域に生息する。冬季になると伏流の水底に潜り越冬する。 食性は雑食で、主に藻類等を食べる。 近年では生息地の開発や食用のための乱獲などによって個体数が減少していて、環境省のレッドリストに絶滅危惧種(VU)として指定されている |
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