ズナガニゴイ
分類: コイ目・コイ科・カマツカ亜科・ニゴイ属 ズナガニゴイ
ズナガニゴイは近畿より西の本州、朝鮮半島、アジア大陸に自然分布している淡水魚で、静岡県にも移入されている。一見して二ゴイに似ているが、成長しても体は小さく、平均すると15cm程度にしかならない。
体色は薄い黄色で、体側には7~9条の小さな黒点の列があるので、二ゴイと見分けることができる。また、背びれと尾びれにも褐色の小さな斑が散らばっている。ズナガニゴイは、名前のように頭と吻はやや長く、口には一対のひげがある。側線は完全で、雌のしりびれは雄よりも長くなる。
河川の中流から下流域にかけての、流れがおだやかな砂底や砂礫底に生息し、普通は二ゴイよりも上流で見られる。
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